2010年6月6日日曜日

ScalaはHaskellっぽいJava


Scala ってどうもとっつきづらくて、サンプルソースを見ていて「この記号ってどういう意味よ?」って考え込んでしまう。Java っぽいけど Java とは別の思考が必要なのだ。

ふと思ったことは、「Scala って Haskell っぽい Java」なんだってこと。ネットを見ていいて、Scala に熱狂的な人を見かけるんだけど、そういう人って Haskell を触ってそれを気に入っていた人なのかなって思う。Haskell を実務で必要とする機会は皆無なのだけど、それが JVM 上で動くとなると、Scala に熱狂してしまうんだと思う。

確かに、Scala の Actor は魅力的で、Twitter が採用したのは納得できる。Twitter のようにメッセージ処理が主要な機能のシステムには良いが、小・中規模のWebアプリケーションにはActorのようなメッセージ処理は必要無い。

Scala は実務で採用しても開発メンバーの生産性が向上するまで数ヶ月はかかるはずだ。動的言語としては既に Ruby, Python, Groovy があるし、習熟度による生産性の問題を考えれば、そちらの方が良いと思う。

でも、Haskell 大好きな人たちからは、Scala はあまり好意的でも無いようだ。

「Haskell 大好きっ子から見ると Scala は気持ち悪いことこのうえない言語である」
http://madscientist.jp/~ikegami/diary/20080512.html

0 件のコメント:

コメントを投稿