2012年9月2日日曜日

松下幸之助の足跡を追って

今回はビジネスねたのブログ。

8月に夏休みに帰省した時に、パナソニック創業地と松下幸之助 歴史館を見学してきた。
私も実家が和歌山県なので、大阪にも出向いて松下幸之助の足跡を追ってみたいと思っていた。

パナソニックの創業地は大阪市福島区大開。阪神電車の野田駅、阪神の本社の反対側出口の商店街の奥にある。

阪神電鉄の本社

駅反対側の商店街



大阪の下町って感じの商店街

阪神のお膝元

地名の大開は「おおひらき」と読む

創業地の近所の電気屋はもちろんパナソニック

西野田工科高校を目指して歩く

高校のフェンスに「創業の家」のプレートがある


「創業の家」の場所は今も一般の民家なので画像は公開しないけど、隣のそろばん教室が「創業の家」とほぼ同じ造りだった。1階を作業場としていたらしい。
HPやAppleも自宅のガレージで創業しているので大企業も最初はこんなもんかと思う。

町並み

こういうところで家を借りたのかなと思った。
この不動産屋も当時と変わってない気がする。

現在の本社がある門真市に移動
さっきの福島に比べて途方もなく広い。本社の社屋がどこか分からない。

松下幸之助 歴史館
大阪 福島の創業地と歴史館へのアクセスはこちら

入ってすぐに「素直」とある。
館内は写真撮影も自由。

松下電器産業という会社は恐慌のあと成長している。

戦前にもちゃんと英語のカタログを作っていた。
今の英語嫌いのエンジニアに見せたいね。

戦後間もなく英語のマーケティング資料も用意されていた。
「グローバル化」や経営の「スピード」については、松下幸之助も1960年代頃にはそれについての発言が増えている。今に始まった始まった話では無い。

有名な七訓

多くの自社製品に囲まれてご満悦の松下幸之助

松下政経塾の写真
今のソーリと一緒に写っている。

この歴史館の目玉は、大手企業の創業者の映像や音声資料が大量に視聴できるところ。家電メーカーらしい。
松下幸之助の発言や考え方は本で読んでいるのだが、やはり肉声は分かりやすくて良い。
「社員稼業」とか地味で難しいテーマも何回も聞いていると分かった気になる。

ただし、和歌山なまりの関西弁を延々聞いていると疲れてしまう。

社長のデスクのレプリカとか展示してあって、

昔の社長の気分になってモチベーションを高めてみる。

こういう大企業を育てたのは「今太閤」と言われた彼のカリスマ性が大きいと思うが、技術を習得する以前に丁稚奉公の経験からビジネスを理解していたことが普通の人との違いかと思う。

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