職場で使うマシンはWindowsばかりだったのでcygwinにはお世話になった。cygwin無しではWindowsで仕事が出来なかったと言っても過言ではない。
特にPostgreSQLをWindows上で稼働させるにはcygwinはどうしても必要だった。CGIの開発もcygwin上のApacheとPerlを使えば、スクリプトの実行パスの記述を変えなくてもローカルマシンで動かせた。
PostgreSQLもMySQLもWin32ネイティブ版がリリースされて、cygwin上で実行するより高速で、何よりインストールが簡単なそちらを使うようになった。PostgreSQLもMySQLも、いつしかcygwinのsetup.exeでインストールしたり、ソースコードからビルドすることは無くなった。
Perlはシェルコマンドと連携させるちょっとしたスクリプトを書くことが多くてcygwinのPerlを最近までづっと使い続けてきたけど、DB連携のモジュール(DBD::Pg, DBD::mysql)のインストールがどうしても面倒になってActivePerlを入れてしまった。
スクリプト言語の実行環境、PerlもPHPもPythonもWin32ネイティブ版のほうが扱いやすくなった。
それにVMwarePlayerが普及して、本当のLAMP環境で開発したければ、仮想マシンでやれば良くなった。それに日本じゃまだまだだけど、GoogleやSunのような大手企業の開発者のあいだでも、仕事でもMacという人が増えた。MacはUNIXだからLAMP環境の導入が楽々。
そー言えば、cygwinはWindowsNT 4.0のころから使っているから、もう10年以上になる。
そろそろcygwinも積極的に使う時代では無い。Win32ネイティブのLAMP環境、スクリプト言語の実行環境も充実した。VMwareも無料で使える。
cygwinで使いたい機能
・bash
・tailコマンドでログ表示。さらにsed, awkコマンドとの組み合わせ。
・sshとscp, rsync
・vim
・csv, subversion, gitをコマンドで使いたい時。
これだけはcygwinがいいけど、あとはどうでもいいいや。
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