2010年2月9日火曜日

DBD::Pg, DBD::mysql のビルドとインストール

Mac OS X にてソースコードからLAMP環境を構築する場合、Perl のDBD::Pg, DBD::mysql をインストールする時にいつも面倒なのでメモしておく。

PostgreSQL, MySQL ともにソースコードからビルドしてインストール。
Linuxディストリビューションのように PostgreSQL, MySQL が /usr 以下にそれぞれインストールされていれば CPAN経由で DBD::Pg, DBD::mysql のインストールが簡単に出来るが、それぞれ /usr/local/pgsql や /usr/local/mysql にインストールした場合はパスが当然通らないのでビルド出来ない。
そこで、ソースコードのアーカイブをダウンロードして、データベースサーバーのインストールされたパス指定したうえで、手動でビルド、インストールを行う。

・DBD::Pg
PostgreSQL は /usr/local/pgsql 以下にインストールしてある。
perl -MCPAN -e shell とかせずに、CPANのサイトから直接ソースコード (DBD-Pg-x.tar.gz) をダウンロードして、これをビルドする。
make の前に環境変数で PostgreSQL のインストールされたパスを指定する。

$ export POSTGRES_HOME=/usr/local/pgsql
$ perl Makefile.PL
$ make
$ make test
$ sudo make install

・DBD::mysql
DBD::mysql の場合は perl Makefile.PL を行う際にオプションを付けてパスの指定を行う。

$ perl Makefile.PL \
--libs="-L/usr/local/mysql/lib/mysql -lmysqlclient -lz -lm"  \
--cflags=-I/usr/local/mysql/include/mysql \
--mysql_config=/usr/local/mysql/bin/mysql_config
$ perl Makefile.PL
$ make

Mac OS X の場合、make test はうまくいかないので行わない。

$ sudo make install

make test しなかったので、CPAN の DBD::mysql のドキュメントにあるサンプルプログラムを実行して動作確認してみる。特に問題は起きない。

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